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アップサイクルブランドAyとsAtoによる「金糸で金継ぐ銘仙展 -Meisen meets golden thread-」が前橋・Ayアトリエショップにて2日間開催


  • Ayアトリエショップ 〒371-0022 群馬県前橋市千代田町1-14-18 ヒロセーヌパドル Maebashi, Gunma, 371-0022 Japan (map)

アップサイクルブランドAyとsAtoによる「金糸で金継ぐ銘仙展 -Meisen meets golden thread-」が前橋・Ayアトリエショップにて2日間開催

群馬県の伊勢崎銘仙という着物生地をお洋服や小物にアップサイクルしているAyと、京都で西陣織に使われてきた「金糸」を使って廃棄されてしまう素材をアップサイクルしているsAto。
コラボレーション商品のお披露目会を群馬県前橋市のAyアトリエショップにて実施します。
西陣織に使われてきた糸「金糸」で銘仙の生地のハギレを「アップサイクル-金継ぎ-」し、新たなアイテムへ生まれ変わらせます。群馬と京都の伝統工芸を今に活かすエネルギーの交わりをお楽しみください。

▪️西陣織に使われてきた金糸で伊勢崎銘仙のハギレを「金継ぎ-アップサイクル-」

本来、「金継ぎ」は割れたり欠けたりした器を漆(うるし)で修復し、継いだ部分を金などで装飾する、日本の伝統的な技法です。

今回は、和紙、漆、金箔でできた金糸で銘仙のハギレに色々と施すことで金継ぎを表現しています。金糸で金継ぐことで、銘仙がより美しく輝く。少し手を加えることでより特別なものになる、金継ぎの背景にある日本のこころを取り入れながら、新たな文化を築き、発信していきます。

■限定コラボアイテム

[reelのリンク]

今回のコラボイベントではAyのお洋服の制作過程で出る銘仙生地のハギレにsAtoのパートナーである東京都内の就労継続支援事業所のクリエイターが金糸を施したバッグやイヤリングを紹介します。

The ReBorn Bagシリーズは役目を終えた素材と金糸が出会い
「生まれ変わって(reborn)」できたsAtoのシグニチャ―アイテムです。


銘仙の鮮やかな色や柄と、役目を終えた白いヨットの帆の軽やかな素材感、
そして金糸の輝きが美しく融合します。

持ち紐を「リボン」のように好きな長さで結んで頂き、
ショルダーバッグにも、ハンドバッグにも、ウエストポーチにも
いろいろなスタイルで楽しんでいただけます。


フリルが風になびくThe ReBorn Bag
ケータイと小物だけを入れられるThe ReBorn [mini]
上の口を絞りコロンとしたフォルムがかわいいThe ReBorn [kinchaku]


の3型をご用意。
生地の組み合わせも金継ぎタグのデザインも世界に一つの一点ものです。

金糸と銘仙の魅力がぎゅっと詰まったピアス/イヤリングも展開します。
銘仙という新しい素材に合わせて福祉施設のクリエイターさんたちが思考を凝らして
一点一点作り上げています。
是非お手に取ってご覧ください!

▪️銘仙とは

明治後半から昭和にかけて日本全国に普及し一般女性のふだん着やおしゃれ着として愛された着物です。銘仙の主な産地は北関東。桐生、足利、秩父、八王子、そして伊勢崎。奈良時代から養蚕が開始されたと言われる群馬県の「伊勢崎銘仙」は中でも生産量が多く、当時の日本全国10人に1人の女性たちが着ていたと言われるほどでした。
 伊勢崎銘仙の魅力は、「併用絣」によって成される独特な模様と発色の良さです。併用絣とは、たて糸に色柄をつけるだけではなく、よこ糸にもつける(捺染)、手ばた機でたてとよこの糸を1本1本併せて織る技法です。しかし、かつて盛んに生産されていたという銘仙も、現在は着物文化の縮小や後継者不足などを背景に銘仙業界自体が落ち込んでいます。

▪️カルチャーブランドAyについて

文化をほぐし、向き合い、新しい価値を添えて発信するカルチャーブランドAy(アイ)
“weaving culture”- Ay is a culture brand that face to Japanese traditional cultures and create updated values into nowadays.
日本に眠る工芸や技術を取り入れたライフスタイルを提案します。代表村上の郷里である群馬県伊勢崎市の着物「銘仙」をアップサイクルした衣服を中心に展開中。

▶︎公式ウェブサイト

▶︎オンラインショップ

▪️金糸とは

京都、西陣で、漆と金箔を重ねた和紙を裁断して制作される金糸

漆を糊に用いて金箔を押した和紙を裁断して作られる金糸。

金箔の輝度を漆の薄さによって微妙に調整したり、1/10,000mmの薄さといわれる金箔を隙間なく押したりとその工程には職人技が詰まっています。
またその材料である漆、金箔、和紙自体も日本の職人さんが代々伝承してきた技で作られてきました。
元々は1600年前から伝わる京都の最高級の織物「西陣織」に使われてきましたが、着物の需要の縮小、また簡易的な生産方法の発展により、伝統的な製法を受け継ぐ職人さんは今地域に数名しかおられません。

▪️sAtoについて

伝統工芸の衰退とともに活躍の場を失い続けるその「材料」を今のくらしに取り入れて、未来に繋ぐことがsAtoの目標です。
まずは「金糸で金継ぎ」をテーマに役目を終えたヨットの帆など廃棄されてしまう素材を、アップサイクル-金継ぎ-したバッグやアクセサリーを紹介しています。
福祉作業所のクリエイターさんたちと共につくる
金糸が輝く世界に一つのアート作品「金継ぎタグ」がシンボルです。
売り上げの1%は、金糸を含む日本の伝統工芸に欠かせない漆の木の植樹活動に寄付されます。

sAto ▶︎オンラインショップ

▪️開催概要

・期間:2023年8月26日(土)・27日(日)
・営業時間:11:00~18:00
・会場:Ayアトリエショップ
・住所:〒371-0022 群馬県前橋市千代田町1-14-18 ヒロセーヌパドル
・販売商品:コラボ商品 銘仙×金糸アクセサリー/バッグ
Ay 銘仙アップサイクル服 
sAto:ヨットの帆×金糸アクセサリー/バッグ

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