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アーティスト・OKI KENICHIの個展「THIS MOMENT」を 東京・高田馬場のケーススタディスタジオ「BaBaBa」にて開催


  • BaBaBa 東京都新宿区下落合2-5-15 1F Shinjuku City, Tokyo, 161-0033 Japan (map)

アーティスト・OKI KENICHIの個展「THIS MOMENT」を 東京・高田馬場のケーススタディスタジオ「BaBaBa」にて開催

アーティスト・OKI KENICHIの個展「THIS MOMENT」を東京・高田馬場のケーススタディスタジオ 「BaBaBa」にて4月12日(金)より開催いたします。 昨年福岡から東京へ活動拠点を移し、OKIにとっては過去最大規模の個展となります。

■開催概要

■会期:4月12(金)〜4月21日(日)
■場所:BaBaBa
■住所:東京都新宿区下落合2-5-15 1F
■営業時間:12:00〜19:00
■入場料:無料
■アクセス:JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿線 /「高田馬場駅」 徒歩8分


■OKI KENICHIについて

福岡に生まれ、週刊少年ジャンプで連載が始まったドラゴンボールの絵に魅了されたことをきっかけに絵を描き始め、2012年の初個展より本格的にアーティストとしての活動をスタートしたOKI KENICHI。現在は国内外で 作品を発表しながらブランドとのコラボレーションや自身のグッズを展開する売店OKIOSKの運営など、活動の場を広げています。

■制作コンセプト/作品について

OKIの制作コンセプトに“人に求められるものを描くのはアーティストではない。自身が求めるものを描くのが アーティストである。”という信念があります。 その言葉の通り、OKIの作品はクレヨンや色鉛筆、アクリル絵の具、近年はスプレーを中心に、手法においても その時に求める表現に合う画材を使用して描かれます。 このようなプロセスによって生み出された、自身の思考を反映し人物や花をモチーフとした抽象画や、アルファベットを好きな形に変形させて描く「OKIフォント」を用いた文字作品、そして愛と喜びを1輪の花に込めた作品「 21世紀のこの荒野に」はOKIの代表的なシリーズとして広く認知されています。

また、OKIは作品の中に鮮やかなネオンカラーを意識的に取り入れています。この背景には幼少期から自身が 好んでいたカラーであることに加えて、2012年に7名の作家によって構成されたアーティストレーベル「 Henry&Mathew」での経験があります。 「Henry&Mathew」は明るさが足りないと感じる場所にアートによって明かりを灯すことを目的として活動を行い ました。その活動場所は病院や公園、商店街から始まり、時代と共に廃れてしまった須崎公園(福岡市)を再生すべく、2014年から5年間続いたイベント「NORTH TENJIN PICNICS」にまで広がります。このようにOKIは アーティストとして常に人々や街に寄り添い、その生活が少しでも明るくなるように作品を制作し続け、ネオンカラーはまさに「明かり」となって私たちの日常を照らしてくれるのです。

本展ではタイトルである「THIS MOMENT」が示すように、OKIが今この瞬間に描きたいと思うものを描くために 実直にキャンバスと向き合い、絵を描き続けられることの“喜び”と慣れ親しんだ福岡を離れ、東京でアーティストとして生きていく“覚悟”が込められた作品群が並びます。 躍動感と繊細さが共存した作品は混沌とした現代社会に彩りを与えるメッセージとなって鑑賞者へ届けられることでしょう。 またOKIと親交のある、世界各地に点在する出処不明な東洋文化への想いをドープに解釈し、サンプリングとプリンティングによって表現するグラフィックユニットZONSHANGとの共作も発表します。 OKIの新境地をぜひこの機会にご高覧ください。

■ARTIST

OKI KENICHI

アーティスト
人物を変形させることで思考を表現した抽象画、アルファベットを独自の形に変形させ た文字作品、またはその2つを掛け合わせた作品をベースに、立体作品やインスタレー ション作品なども発表している。
2014年にはニューヨークへ渡り、Bushwick Open Studiosの参加アーティストに選出され、その後、国内のみならず海外での活動も続けている。また、アパレルブランドや ミュージシャンとのコラボレーションアイテムのデザインも多数手掛ける。
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■VENUE

高田馬場にある印刷工場として使われていた建物を、スキーマ建築計画の設計によりリノベーションしたスペース。
信念を持ってモノを作り続ける人や企業・アーティスト・クリエイターなど次の時代の訪れを予見させる創作活動に注目し、展覧会やワークショップ、ポップアップイベントなどを開催。今後は、より多くの人が利用できるようにレンタルスペースとしての展開も広げていく予定。
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■COLLABORATION

ZONSHANG

世界各地に点在する出処不明な東洋文化への想いを、ドープに解釈し、サンプリングとプリンティングによって定着・複製するグラフィックユニット。 代表作に「UltraMagneticRapCard」シリーズがある。近年は、プリンターとしても活動。身近で活動するアーティストの作品のプリントを担当し、シルクスクリーンプリント作品の普及を試みている。
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■EXHIBITION DIRECTION

SATOSHI NAGAI

2019年ギャラリーCLASSの立上げに参画しアーティストのキュレーション、 ギャラリー業務を担当。約2年間で30名ほどの企画展を実施。 CLASS閉廊後は下北沢reload、Great Booksでの展覧会企画を担当し2023年に 独立。現在はフリーランスのディレクターとして百貨店やイベントスペース等でアートイベントの企画を行っている。
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■POPAP編集部より

鮮やかなネオンカラーが目を惹くOKI KENICHIさんの作品。
グラフィックユニットZONSHANGとの共作も発表とのことで、ますます期待が高まるこの展示。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

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