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気鋭アーティストが集まる「スタジオ航⼤」の選抜グループ展が、8/5より六本⽊「アートかビーフンか⽩厨」にて開催!


  • アートかビーフンか⽩厨(パイチュウ) 〒106-0032 東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル 2階 Minato City, Tokyo, 106-0032 Japan (map)

気鋭アーティストが集まる「スタジオ航⼤」の選抜グループ展が、8/5から六本⽊「アートかビーフンか⽩厨」にて開催!

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する株式会社The Chain Museumは、8⽉5⽇(⼟)〜9⽉9⽇(⼟)まで、六本⽊に2023年4⽉にオープンしたアートギャラリー「アートかビーフンか⽩厨(パイチュウ)」にて、茨城県取⼿市にある気鋭アーティスト約30名が集まる関東最⼤級の共同アーティストスタジオ「スタジオ航⼤」から、8組の選抜グループ展『Focus the STUDIO KODAI』を開催いたします。

「Focus the STUDIO KODAI」キーキーヴィジュアル

本展は平⾯・⽴体作品を組み合わせた構成とし、各作家の新作旧作作品を展⽰しSTUDIO KODAIにフォーカスする空間となります。出展作家は今井恵、太⽥桃⾹、奥村岳史、⼩津航、表良樹、増⽥将⼤、⼭⽥孟、⼭⽥ 優 アントニ。「実験的」「コミュニティ」「多様性」と共通⾔語を持ち合わせる2つのプラットフォーム、スタジオ航⼤とArtSticker。この双⽅が共鳴する、夜のギャラリー空間をぜひ会場で体験してみてください。

※出展作品は全てArtSticker限定で先着制で販売をいたします。

■ 開催概要

Focus the STUDIO KODAI
会期:2023年8⽉5⽇(⼟)〜9⽉9⽇(⼟)
会場:アートかビーフンか⽩厨(パイチュウ)
住所:東京都港区六本⽊5丁⽬2-4 朝⽇⽣命六本⽊ビル 2階( ANB Tokyo跡地)
開催時間:17:00〜23:00
休館⽇:⽉曜⽇/⽕曜⽇
観覧料:無料
主催:ArtSticker(運営元:The Chain Museum)
URL:https://bit.ly/3pjO02f

■ 展示アーティスト紹介

● 今井恵
シルクスクリーンを刷る過程で⾝体を介することで発⽣するヒューマンエラー(ミスプリント)をアイデアの起点とし、「ものごとのとらえ⽅」や「視点の選択」をテーマとし制作しています。最近では、版を刷る⾏為を通じて予期せぬイメージを即興的に作り出し、鏡にストライプ模様をシルクスクリーンプリントした「mirror(stripe)」などのシリーズを制作しており、いずれの作品も⼈の視覚や経験から⽣じる認知の仕組みについてのアプローチがなされています。

● 太⽥桃⾹
京都で⽇常的に⽬にする⼭に興味を持ち、作品のテーマとしてきました。⼭を⾒た時の感情と、絵を描いている時の感情が似ていることから、⼭と絵を結びつけて制作をしてきた背景があります。現在では、あらゆる⽇常と絵を描くことの関係に興味を持ち、描くことが⽣活の内側ではなく、並⾏してあると考え、状況を整理しながら、制作しています。

● 奥村岳史
趣味である古着収集やリサイクルショップでのアルバイト経験を通して⾵化や劣化などの現象に興味を抱き、物体が持つ記号的な価値と本質的な価値の変化に着⽬した絵画作品を制作しています。その表現⽅法として、描いた絵を塗膜として⽀持体から引き剥がし、それらを熱湯や流⽔に晒す事によって混ぜ合わせる⼿法を⽤いています。

● ⼩津航
東洋美術の⼭⽔画、浮世絵、洋⾵画や⻄洋美術の空間やモチーフなど過去の美術作品を参照しながら油彩画を制作しています。昨今は「静物画」、「⾵景画」、「⼈物画」という絵画の基本の主題を通じながら、東洋的絵画空間にみられる(画家とモチーフとの関係性)や(絵画空間の設定)といった関係に注⽬をして東洋美術を再考するような制作を⾏なっています。

● 表良樹
地殻変動や⼤気などの⾃然現象に着⽬し、⽣活者の視点では捉えづらい巨⼤な運動を彫刻作品などに投影する事で、⾝体的に実感し得る表現を試みています。また制作過程の多くを「現象」に委ねることで、⾃らの⼿では⽣み出すことのできない「⼒」を表現しています。

● 増⽥将⼤
対象となる何気ない⾵景を撮影し、その画像をプロジェクターで同じ場所に投影しています。再び同じ視点で撮影するというプロセスを複数回くり返し、さらにそれをキャンバスの上にシルクスクリーンで刷り重ねることで、多数の図像と絵具の重なり、掠れを孕んだイメージを映し出しています。

● ⼭⽥孟
⽇本の⽂化や歴史、それらを⾃⼰の解釈の元、現代的な価値観や視覚情報と照らし合わせ、画⾯上に油彩と現代的なマテリアルのレイヤー(層)によって表現する⽅法を試みています。また幼少期からアニメやゲームに影響を受け、アーティストとしての活動以外にも、キャラクターデザインやイラストレーター、デッサン講師などと多岐にわたる活動をしています。

● ⼭⽥ 優 アントニ
⽇本・フランス・スペインにルーツを持っています。 代々肖像画家を⽣業とする家庭で育ち、⾃⾝も肖像画の形式を⽤いた絵画の可能性を模索し続けています。また最近では第26回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)に⼊選するなど注⽬を浴びています。

■ 展覧会ステートメント

[Focus the STUDIO KODAI]
シェアスタジオは現代のアートムーブメントの縮図のようなものである。STUDIO KODAIは年齢、出⾝、コミュニティ、キャリアを超えて30名ほどの作家が集まっている。それぞれが近すぎず適度な距離で制作を⾏っており、さまざまなメディアで個⼈背景や社会意識を表現し、それらを通して「現代」の多様な価値観を垣間⾒ることができる。
本展⽰の⼤半の作家が2010年前後に思春期や学⽣時代を過ごし、スーパーフラットやマイクロポップやネオテニーなどを通過して作家として活動をしている。歴史を区切るような⼤きなムーブメントを追いかける美術運動は、1950年ごろに登場した現代美術により「現代」を集中点として更新し続けている。
本展⽰では、(物質的クオリティ)と(排外的な⾝体性)のどちらか、あるいは両⽅を顕著に⾒ることがでる作家を紹介し、シェアスタジオが外側へ展開することの可能性を試みる。

Focus:焦点、焦点整合、ピント、集中点、中⼼、(地震の)震源、(看護などの)記録
STUDIO KODAI(スタジオ航⼤):茨城県取⼿市にある、元ダンボール⼯場を改装した関東最⼤級のアーティストスタジオ

太⽥ 桃⾹ 参考作品

■ スタジオ航⼤(STUDIO KODAI)とは

東京上野駅からJR常磐線で40分、茨城県取⼿市にあるSTUDIO航⼤は⼯場跡地を改装したシェアスタジオです。STUDIO航⼤が始動して11年⽬となる現在もアーティストランで常に新陳代謝を⾏いながら平⾯、⽴体、映像、⼯芸、インスタレーションなど多種多様なメディアを扱う作家が25名あまり在籍しています。近年ではCAPSULL、MARUEIDO JAPAN、GINZA SIX蔦屋書店、HIRO OKAMOTOなどSTUDIO航⼤にフォーカスをあてた展⽰が⾏われ、シェアスタジオとしての可能性を切り拓きながら活動を⾏なっています。

スタジオ航⼤ 外観

スタジオ航⼤ 周辺

 

■ 出展アーティスト情報

今井 恵 / IMAI Kei

奈良県⽣まれ。2019年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科修⼠課程修了。
主な個展 2023年 “Like talking about the weather”/GALLERY MERROW(東京) 2022年 “KeiIMAI 作品展”/銀座蔦屋書店(東京) 2021年 “almost a month”/galleryそうめい堂(東京)

● Instagram:https://www.instagram.com/keiimai_works/

今井恵 参考画像

太⽥ 桃⾹ / OTA Momoka

1997年静岡県⽣まれ。2020年京都造形芸術⼤学(現 京都芸術⼤学)美術⼯芸学科油画コース、2022年愛知県⽴芸術⼤学⼤学院美術研究科(博⼠前期)美術専攻油画・版画領域修了。
主な個展に、「太⽥桃⾹ FUGA Dining Collaboration Exhibition」(FUGA Dining/東京/2021)、「⽣活ダンス」(ZINE gallery/京都/2021)、グループ展に、「愛知県⽴芸術⼤学卒業・修了制作展 ⽊⽊⽊(もり)の卒展」(愛知県⽴芸術⼤学/2022)、「アートとTシャツと私」(haku kyoto/京都/2021)、「KUAD ANNUAL2020 フィールドワーク 世界の教科書としての現代アート」(東京都美術館)など。ARTISTS' FAIR KYOTO(2021)、コンテンポラリーアートフェア「Game Changer」(2021)に参加。

● Instagram:https://www.instagram.com/_0921momo/?hl=ja

太⽥ 桃⾹ 参考作品

奥村岳史 / OKUMURA Takeshi

1991年愛知県⽣まれ。2016年名古屋芸術⼤学⼤学院同時代表現研究(洋画)修了。
主な個展に、「Scramble paintings」(銀座蔦屋書店/インフォメーションカウンター前/2022)、「The Serial Piece」(Art space & Cafe Barrack/愛知/2017)、グループ展に、「KODAI vol.1」(CAPSULE/東京/2019)、「drop by the loop」(オアシス21/愛知/2018)、「Compound eyes -周辺の視覚 -」(東京造形⼤学 ZOKEIギャラリー/東京/2017)、「Focus Flowing」(GALLERY MoMo Projects/東京/2016)など。

● Instagram:https://www.instagram.com/takeshiokumur/

奥村岳史 参考作品

⼩津航 / OZU Wataru

1991年東京都⽣まれ。2017年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科絵画専攻修了。
主な個展に「on the Table」(GALLERY MERROW CAFE/東京/2023)、 「on the Ground / on the Table」(MARUEIDO APAN/東京/2022)、「「リンゴの星」( 弘前れんが倉庫美術館 BRICK壁⾯/⻘森/2021) グループ展に 「スガオヅオー」(KOMAGOME1-14cas/東京/2023)、「作家は何を⾒ている?」(GALLERY SCENA/東京/2023)、「次⾵景 Post landscape」(ASTER/⽯川/2023)、「ANTENNA KODAI」(HIRO OKAMOTO/東京/2022)、「Nouvel Horizon Japon」 (ギャルリーためなが/パリ/2021) アートフェアにART FAIR TOKYO 2023、ART FAIR ASIA FUKUOKA 2022、Asia Now 2022 (Paris)など。

● Instagram:https://www.instagram.com/ozuwataru/

⼩津航 参考作品

表良樹 / OMOTE Yoshiki

1992年⼤阪⽣まれ。2014年京都造形芸術⼤学美術⼯芸学科総合造形領域卒業、16年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
主な個展:2022年 「 Tectonics_skull」 銀座蔦屋書店(東京)2019年 「等⾝の造景」kanakawanishi gallery(東京)
主な展⽰:2023年 「有楽町ウィンドウギャラリー2023」bois de gui(東京)2022年 「ART MART」MARUEIDO JAPAN(東京) 「休憩所の美学」 ソノアイダ#新有楽町(東京)2021年 「KODAI vol,2」CAPSULE(東京) 「あさごアートコンペティション」 あさご芸術の森(兵庫)2020年 「Anthropocene」GINZASIX蔦屋書店(東京)2019年 「FIND YOUR ART - ⼤切な⼈への贈り物」MARUEIDO JAPAN(東京)「瀬⼾内国際芸術祭2019」粟島海洋記念館(⾹川) 「OPEN STUDIO 2019」スタジオ航⼤(茨城) 「群⾺⻘年ビエンナーレ2019」群⾺県⽴近代美術館(群⾺) 「Canal Links2019」B&C HALL (東京)※鯰[Namazu]として参加2018年 「六甲ミーツアート芸術散歩2018」六甲⼭カンツリーハウス(兵庫) 「セルフもっとサテライト(地を仰ぐ)」ondo STAY&EXHIBITION(東京) 「Insecure Tide Land(不安的な⼲潟)」WINWIN ART 未藝術(⾼雄)

● Instagram:https://www.instagram.com/yoshikiomote/

表良樹 参考作品

増⽥将⼤ / MASUDA Masahiro

1991年静岡県⽣まれ。2020年東京藝術⼤学博⼠後期課程修了。
主な個展に「増⽥将⼤ 個展」(⽇本橋三越本店/東京/2023)「Scattered and Connected」(MARUEIDOJAPAN/東京/2022)、「散在し接続されている」(京都岡崎蔦屋書店 GALLERY EN ウォール/京都/2022)

● Instagram:https://www.instagram.com/masudamasahiro/

増⽥将⼤ 参考作品

⼭⽥孟 / YAMADA Hajime

1987年千葉県⽣まれ。2014年東京藝術⼤学美術学部絵画科油画専攻卒業。
主な展⽰ 『-黥⾯-GEIMEN』(銀座蔦屋書店/東京/2023)

● Instagram:https://www.instagram.com/hajime_hancharhan_yamada/

⼭⽥孟 参考作品

⼭⽥ 優アントニ / YAMADA Yu Anthony

1987年静岡県⽣まれ。2012年愛知県⽴芸術⼤学⼤学院美術研究科油画版画領域修了。
主な展⽰に、「第26回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館/神奈川/2023)、「fragments」 (REIJINSHA GALLERY/東京/2021)、 梅津庸⼀キュレーション展「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY/東京/2020)、「⼈物に託す意思 ⼭⽥優アントニ×川島優」(浜松市秋野不矩美術館/静岡/2017)などがある。

● Instagram:https://www.instagram.com/yuanthonyyamada/?hl=ja

⼭⽥ 優アントニ 参考作品

■ 会場GALLERYについて

アートかビーフンか⽩厨 外観

アートかビーフンか⽩厨 ギャラリースペース

■ アートかビーフンか⽩厨について

ArtStickerを運営するThe Chain Museumがプロデュースする飲⾷&アートギャラリーです。再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルにて毎⽉プロジェクトを企画します。

● Instagramアカウント:https://www.instagram.com/paichu_roppongi/
● ギャラリーページ:https://artsticker.app/paichu

■ ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「⼀連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注⽬の若⼿アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。

● ArtSticker Webサイト: http://bit.ly/3ZeK8vS
● ArtSticker ダウンロードURL
・App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
・Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker

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