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川内倫子 個展「as it is」in 恵比寿 POST


  • POST 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 Shibuya City, Tōkyō-to, 150-0022 Japan (map)

写真家・川内倫子による作品集『as it is』の出版を記念し、POSTにて展覧会を開催。

©︎Rinko Kawauchi

©︎Rinko Kawauchi

【展覧会概要】
川内倫子「as it is」
会期:2020年9月4日(金)~2020年10月11日(日)
会場:POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日

©︎Rinko Kawauchi

©︎Rinko Kawauchi

『as it is』は、川内倫子が自身の出産から約3年間、子育ての中で出会った子どもの姿や身近な風景を撮りためて 構成した新作写真集となります。初写真集『うたたね』(2001年)から20年という歳月の中で、日常の出来事か ら外の世界へとまなざしを向けながら、近作『Halo』(2017年)では、遠い宇宙を感じさせるイメージを切り開 いてきました。そこから『as it is』ではもう一度、自身の子どもや家族とともに、目の前の日常風景を見つめ直し、原点に立ち返っています。

3歳になるまでの子どもは、自我が芽生え始めながらも社会とは無縁に生きる、生の塊のような眩しさを持ち合わ せています。本作は、現在進行形で綴る家族の物語でありながら、子どもという生命力溢れる存在の普遍性にも 迫っています。四季の移り変わりを通じて出会う自然と光の美しさ、暮らしの中で見つける小さな生き物たち、 初めて体験する死という出来事―それらのささやかな物事に宿る生命の美しさと、その気づきから積み重なって いく日々。何気ない日々の切実さを改めて大切に思う現在だからこそ、これまでの風景が違う層を見せながら、 新しい時代を生きる私たちに寄り添います。

会場では作品集『as it is』の先行販売も行います。

この機会にみなさまのお越しをお待ちしております。

as-it-is-cover.jpg

【写真集概要】

タイトル:as it is
アーティスト:川内倫子

デザイン:若林亜希子
仕様:230 x 180mm/ソフトカバー(フランス装)
144P+テキスト差し込み18P
言語:日本語
定価:3,000円+税
ISBN978-4-907562-24-3 C0072
https://www.torchpress.net/product/2125/

©︎Rinko Kawauchi

©︎Rinko Kawauchi

【作家略歴】

川内倫子(Rinko Kawauchi) 1972年、滋賀県生まれ。写真家。2002年、『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25 回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を 行う。
主な個展に、2005年「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」 カルティエ現代美術財団(パリ)、2012年「照度 あ めつち 影を見る」東京都写真美術館、2016年「川が私を受け入れてくれた」熊本市現代美術館などがある。著作は 写真絵本『はじまりのひ』(2018年)、作品集『Halo』(2017年)など多数。

©︎Rinko Kawauchi

©︎Rinko Kawauchi

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