【AI MORI 】Voyage Program Report - hello,popup vol.22『tokimeki choose』

【AI MORI 】Voyage Program Report - hello,popup vol.22『tokimeki choose』

ブランドさんと共にイベントディレクションをしていく”Voyage Program”。記念すべき第一回にして参加してくださった、FEATURE BRANDのAI MORIさんが、プログラムに参加した心境を綴ってくださいました。


はじめまして。
私(ブランド名:AI MORI)は、透明樹脂を使って雑貨を作っている作家です。作家歴はまだ2年満たない程です。
この度、voyage programという、作家も企画メンバーの一人として加わり、一つのイベントを作っていくというプログラムに参加させて頂きました。人に物事を伝えることが苦手な私ではありますが、今回参加したVoyage Programについて書いていきます。


■開催までの準備

開催の3ヶ月ほど前に、POPAPよりお声がけいただき、イベントを開催したいという思いから参加することを決めました。2ヶ月前くらいに初めてのミーティングがzoomで行われ、ただただ自分が好きなものを、自分の思うがままに製作していた私にとって、他人と会議をしながら何かを作っていくという行為は本当に新しい体験でした。

第一回目の会議では、この企画のゴール・コンセプト・企画タイトル・サブタイトル・出展者候補などについて話し合いました。初めは緊張したものの、どんなイベントにしていきたいか話せば話すほど、楽しくてワクワクして、「まだまだずっと会議していたい!」と感じていました。

次の会議の時には、イベントのコンセプトの輪郭がはっきりしてきて、「自分らしさ、自分の色にときめく」といったキーワードから「tokimeki choose(ときめきチューズ)」というポップでキャッチーな企画タイトルがつけられました。


そして、当日参加してもらいたいブランドさんへお声がけも始まりました。

初めは、断られてしまうんじゃないかなと不安に思っていたのですが、実際参加してもらったブランドさんは、私が一方的に憧れを抱いていた方たちばかりで「こんなことが現実に起こりうるのか...!」と歓喜の気持ちでいっぱいでした。参加してくださったブランドさんには感謝しかありません。

■ビジュアルデザインへのこだわり

メインビジュアルは、ディレクターであるYOUKIさんが作ってくださいました。

色や配色だけでなく、質感までも今回参加の4ブランド全てを意識してくださった、素晴らしいデザインです。初めて披露してもらった時、私はすでに「ときめき」をもらっていました。

■イベント開催への道のり

それから、今回の会場であるOPEN NAKAMEGUROさんへご挨拶に伺わせて頂きました。

会場のレイアウト図や演出を決めたり、「どんな層に届けたいか」「イベントに足を運んでもらうためにはどうしたらいいのか」について納得がいくまで議論し合い、お客さんに楽しんでもらうための仕組みづくりについて沢山学ばさせてもらいました。

そして、初のブランド顔合わせが行われたり、準備は着々と進んで行きます。
1ヶ月前には、PR配信も始まり、だんだんと開催が近づいてきました。

■初めての挑戦となるワークショップ

企画の方はこのような流れでディレクターのYOUKIさんとmashiroさんのおかげで順調に進んでいったのですが、

ブランドとしてのAI MORIはというと、なんと今回のイベントで初めてのワークショップをやることになっていました。

ワークショップ名は「AI MORI choose shop」。

イベント当日の様子

どんな内容かというと、自分の好きな色のパーツを選んで組み合わせて作るというワークショップでした。

ここに「トキメキ」を作るには、何通りもの組み合わせが体験できる状態でなくては「トキメキ」は成立しないと考えていましたので、たくさんの色のパーツを生産しました。

球体もたくさんの種類を作りました。こんなに一気に作ったのは初めてでした(笑)

■いよいよイベント当日

そうして迎えた当日、、、

何か大きなミスをして事件が起こったらどうしよう、POPAPの方や一緒にでてくださったブランドさんたちに迷惑をかけたらどうしよう!と神経を尖らせる日々を過ごしていましたが、大成功となりました!

●出展ブランド

レジン樹脂を使用した透明感のある飴玉のような質感が特徴のAI MORI( @ai_mori___ )
シルクコードや淡水パール、天然石を使用した儚くも煌めくジュエリーが幻想的なpono( @pono_onoponpon )
「私が好きな花に出会おう」をテーマにちょっとスパイシーなお花をデザインするL.i.F design( @lif_design )
スペースエイジを愛し、神秘的でどこかアンニュイ雰囲気を感じるイラストを制作するカタユキコ( @katyukik )

会場はとても賑わい、たくさんの方にご来場頂きました。

今後の反省点はいくつかあるのですが、みなさんに色の違いをたくさん吟味して楽しんで頂けたようでした。
たくさんの色を作ったかいがありました。

出展して下さったイラストレーターのカタユキコさんにデザインしてもらったドリンクステッカーは、1日限りの特別なコーヒーに。

今回、企画として4ブランドから対象商品をそれぞれ一つずつ選んで¥2000というセットの企画を行いました!

この日の思い出を丸ごと家に持って帰れるような素敵なセットです。

ちなみにAI MORIから出したアイテムはこちらのうねうねマグネットです。

暗くなってもお客さんがほとんど絶えることなく、

日が暮れても、素敵なOPEN NAKAMEGURO、素敵なイベントでした。

■スキルアップできたこと

今回のプログラムに際して、私が一番難しかったなと感じたところは、どのような方に来てもらいたいか、どうしたらみんなにコンセプトである「ときめき」を感じてもらえるか、の仕組み作りを考えていくことでした。

正直、この仕組み作りについての私の戦力は無力に等しく、今回開催させてもらったOPEN NAKAMEGUROの井上さんの意見を聞いたりPOPAPディレクターであるYOUKIさん、mashiroさんに沢山助けてもらい、沢山教えて頂きました。

イベントの目的によっても組み方が異なって、今回の企画でいうと目的は、売上とは別のところにありましたので、売るというだけなら、やり方は全然違ったのだと思います。このvoyage programで学んだ考え方を、今回のような企画だけでなく、私がAI MORIというブランドをやるにあたってもしっかり仕組みづくりから考えることで、お客さんの満足度をより上げることに繋がるだろうと感じました。

私はものすごく直感で生きてしまうタイプなのですが、自分が学ぶことで、商品以外にもお客さんに提供できるものが増えて喜んで頂けるなら今後ももっと学んで行きたいと思えました。

今回このような機会を与えてくださり本当にありがとうございました。

■開催概要

イベント名:hello, popup vol.22「tokimeki choose」
日程:12月3日(日)
時間:11:00-18:00
会場:OPEN NAKAMEGURO
住所:東京都目黒区上目黒2丁目9-17 Nakameguro Crossover1F
WEB:https://open-nakameguro.com/
アクセス:中目黒駅東口から徒歩5分
主催:POPAP

●出展ブランド

レジン樹脂を使用した透明感のある飴玉のような質感が特徴のAI MORI( @ai_mori___ )
シルクコードや淡水パール、天然石を使用した儚くも煌めくジュエリーが幻想的なpono( @pono_onoponpon )
「私が好きな花に出会おう」をテーマにちょっとスパイシーなお花をデザインするL.i.F design( @lif_design )
スペースエイジを愛し、神秘的でどこかアンニュイ雰囲気を感じるイラストを制作するカタユキコ( @katyukik )

●イベントレポート:https://www.popap.biz/magazine/tokimekichoose1203

今回のビジュアルをイメージして作ったオブジェ

✴︎ speciel thanks
POPAPの皆さん
OPEN NAKAMEGUROさん
ponoさん
L.i.F designさん
カタユキコさん
そして、ご来場くださった皆さん
心より感謝申しあげます

■Voyage Programとは

こだわりのポップアップイベントを3ヶ月間で創るイベントディレクションプログラムです。Voyageとは、「船旅」という意味を持ち、POPAPとクリエイターさんが同じ船に乗って最高のポップアップイベントを作り上げることを目指します。詳細やお問い合わせは、こちらから受け付けております。