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ayakaendoの個展”Swaying Flowers”を2023年12月1日(金)より23日(土)までLAGにて開催


  • LAG 〒151-0001 東京都渋谷区神宮前 2-4-11 Shibuya City, Tokyo, 150-0001 Japan (map)

ayakaendoの個展”Swaying Flowers”を2023年12月1日(金)より23日(土)までLAGにて開催

LAGでは2023年12月1日(金)より23日(土)まで、アート業界のみならずファッションの世界でも注目され、活躍が期待される若手アーティスト・ayakaendoの個展”Swaying Flowers”を開催。 12/13(水)には ayakaendoと村上由鶴氏によるトークイベントも。

東京を拠点に活動するayakaendo(遠藤文香)は1994年生まれ、東京を拠点に活動するayakaendo(遠藤文香)は、2021年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻 を修了、21年「写真新世紀2021」佳作入賞(オノデラユキ選)、22年にNADiff Galleryにて個展”The belief in Spritual Beings”開催、23年にはTaka Ishii Gallery前橋でのグループ展に参加する等、着実にキャリアを重ねてきました。その活動はアート業界のみならずファッションの世界でも評価され、今後も幅広い活躍が期待される若手アーティストで す。

■”Swaying Flowers”

本展で展示される作品”Swaying Flowers”は、遠藤が東京藝術大学在学中に制作された作品をリメイクしたものです。 様々なカメラを用いて花々を撮影した遠藤は、それらの写真を布に転写、そして布の周縁を切り刻むことで、一つ一つ 作品を創り上げます。 遠藤の写す花々の写真は、幻視的で不思議な魅力を持ちながらも、まるで当たり前かのようにブレ、ボケ、色褪せや白 飛びがあり、また時にフレーミングすら中途半端な印象を鑑賞者に与えます。これは、花そのものを被写体として捉え るというよりは、カメラやストロボを通して花に介入し、実体とイメージとの境界線を曖昧にして揺さぶりを起こす遠 藤の特徴を如実に表しています。さらに本作は支持体として採用した布に写真を転写、加えてそれらを自らの手で切り 裂いてゆくという身体的な介入を行い、本来二次元であるはずの花のイメージに新たなる質感を付与させました。

半ば儀式的ともいえるそれら一連の過程を経て生まれた作品は、もはや「花の写真」という従来の表現枠では収まら ず、別の何かへの変容を感じさせてくれるかもしれません。 後にアニミズム的な自然観や神聖性をテーマに作品を制作することになる遠藤の原点となる本作を、是非ご高覧くださ い。

■開催概要

・タイトル:ayakaendo “Swaying Flowers”
・会期:2023年12月1日 (金) - 12月23日(土)
・定休日:日、月、祝日
・オープニングレセプション:12月1日 (金) 18:00 – 20:00
・営業時間:13:00 – 19:00
・会場:LAG(LIVE ART GALLERY)/
・住所:〒151-0001 東京都渋谷区神宮前 2-4-11 Daiwa ビル 1F
・Web:https://www.live-art-books.jp/lag/
・Instagram:@lag-liveartgallery
・Mail:infolag@daishinsha.jp
・協力:roshin books

■作品集”Swaying Flowers”

本展は、roshinbooksより刊行される作品集”Swaying Flowers”の出版記念展覧会です。 会場にて新刊の展示/販売を実施致します。 また、本作品集を制作するきっかけとなった、全ページ布で構成された大型本も会場にて展示致します。

Swaying Flowers」
limited edition of 750 copies/ 64 color plates/cloth on hardcover, embossed/ text ; Japanese and English book design ; Katsuya Kato/ size ; 275mm x 230mm x 18mm/ release date ; 1 December 2023
with leaflet ;text by Yuzu Murakami/ published; roshin books 2023

■ayakaendo × 村上由鶴によるトークイベント

今夏「アートとフェミニズムは誰のもの?(光文社)」を刊行、写真、現代アートやファッション等の分野での執筆活動でご活躍されており、今回刊行される遠藤の作品集「Swaying Flowers」にもテキストを寄稿いただいている村上由鶴氏をお招きし、トークイベントを開催いたします。

■ayakaendo × 村上由鶴 トークイベント
・開催日時:12/13(水) 19:00-20:00(受付18:30より)
・会場:LAG(LIVE ART GALLERY)
・住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目4−11, 1F(Access
・入場料:1,000円(定員40名予定 事前予約制)
*当日LAGにて写真集”Swaying Flowers”をご購入いただける方、もしくは過去にLAGで同写真集をご購入いただいた方は、入場料は不要です。受付にてスタッフにお申し付けください。
・お申し込みはこちら

■プロフィール

ayakaendo/遠藤文香(えんどう・あやか)
1994年生まれ。2021年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。東京を拠点にアーティストとして活動している。主な展示にグループ展「マイマップでラインとシェイプを描画する」(2023、Taka Ishii Gallery、前橋)、個展「when I see you, you are luminous」(2023、Tokyo International gallery、東京)、個展「Kamuy Mosir」(2021、KITTE 丸の内、東京)、個展「The belief in Spiritual Beings」(2022、NADiff Gallery、東京)、「浅間国際フォトフェスティバル2022」参加など。主な受賞に「写真新世紀 2021」佳作入賞 (オノデラユキ選)がある。

村上由鶴(むらかみ・ゆづ)
1991年埼玉県出身。日本大学芸術学部写真学科を卒業し、東京工業大学大学院修士課程で美学と現代アートを学ぶ。日本大学芸術学部写真学科助手を経て、東京工業大学大学院環境・社会理工学院博士後期課程在籍中(伊藤亜紗研究室)。専門は写真の美学。2023年8月に単著『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社)を刊行。POPEYE WEB「おとといまでのわたしのための写真論」、The Fashion Post「きょうのイメージ文化論」、幻冬舎plus「現代アートは本当にわからないのか?」での連載のほか、写真、現代美術、ファッションイメージ等について雑誌やウェブメディアに寄稿。

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