ケア労働にまつわるエピソードがならぶ「魔女のオークション&闇市」を曳舟で10月21日、22日に開催
すみだ向島EXPO2023参加プログラム『魔女のオークション&闇市』では、アーティストが人々から集めた「ケア労働」にまつわるエピソードを売買するオークションを開催します。まずは会場に展示されたエピソードを鑑賞し、価値を感じたエピソードがあれば、両日18時から開催されるオークションイベントで競り落とすことができます。同じ会場で開催される「闇市」では、《日常に疲れた人々のためのアート・コレクティブ》 So Tired Collective による、金銭価値では測れない商品が展示されます。
■ 開催概要
●タイトル：すみだ向島EXPO2023参加プログラム『魔女のオークション&闇市』
●開催日時：10月21日（土）14:00〜19:00
10月22日（日）12:00〜19:00
※両日18:20−19:00 オークションイベント実施
※10月21日（土）19:00〜21:00のみ、同会場でアーティスト座談会＋交流会を開催予定
●参加アーティスト：橋本 美和子 ＋ So Tired Collective
●開催会場：旧邸稽古場(〒131-0041 東京都墨田区八広2丁目45−9)
京成曳舟駅より徒歩8分
●参加方法：本イベントの入場には「すみだ向島EXPO」のチケットが必要となります。
詳細は公式サイト（https://sumidaexpo.com）をご確認ください。
あなたの"ケア労働"、魔女が高く買います。
魔女のオークション＆闇市は、日常で見過ごされがちな価値を再評価する為のアートプロジェクトです。
例えば、子供たちのお世話や介護、家族や自身の健康維持のための掃除、洗濯、料理など、誰もが日常生活で行う「ケア」の労働。これらの「ケア」は、ほとんどが無報酬で行われ、その価値が見落とされがちです。
しかし実際のところ、ケアの仕事は信頼関係が不可欠であり、個人に合わせた注意深い配慮や思いやりが求められる、非常に難しい仕事でもあります。多くの人が、家族や自分自身に対して、まるで魔法のようなケアのスキルを持っているのではないか、と考えることがあります。
「魔女のオークション」では、アーティストが人々から集めた「ケア労働」にまつわるエピソードを売買するオークションを開催します。まずは会場に展示されたエピソードを鑑賞し、価値を感じたエピソードがあれば、両日18時から開催されるオークションイベントで競り落とすことができます。同じ会場で開催される「闇市」では、《日常に疲れた人々のためのアート・コレクティブ》 So Tired Collective による、金銭価値では測れない商品が展示されます。
「魔女のオークション」と「闇市」のどちらも、通常の現金では支払いができません。来場者は、自身の「ケア」のエピソードを書くことで、会場独自の通貨を獲得できます。日常生活とは異なる経済を築くことで、当たり前の価値観を見直してみましょう。
■ イベントの様子
■POPAP編集部より
社会問題にもなっている「ケア労働」。
日頃見落としているかもしれない誰かの、そして自分の「ケア」を見つめなおしてみませんか？
